脂肪吸引の施術の流れ
手術前~手術後の流れ
①≪カウンセリング≫
脂肪吸引を行う患者の希望通りに手術を行う為には、患者と医師の「意思確認」が必須となります。カウンセリングで自分の希望をきちんと医師に伝える事が、脂肪吸引を成功させる上でとても重要です。 また、カウンセリングの時に、麻酔のアレルギーや貧血の検査を行います。
②≪手術当日>
必要な書類上の手続きをし、その後に着替えてから写真撮影を行います。写真撮影を行うのは、手術前と手術後の記録を取る為です。そうして脂肪吸引を行う部位の計測と体重測定を行います。
③≪手術前トリートメント≫
脂肪が吸引しやすいように、高周波機器で簡単に脂肪をほぐすトリートメントを行います。所要時間は約10分程度です。トリートメントの後に執刀医が登場して、脂肪を吸引する場所に印を付けます。
④≪麻酔について≫
麻酔はどのような脂肪吸引を行うかによって変わります。小範囲の場合は局所麻酔や硬膜外麻酔を使用します。殆どの脂肪吸引は局所麻酔や硬膜外麻酔で対応出来ますが、広範囲に大量に脂肪を吸引する場合や患者の希望により点滴で鎮痛剤等を注入する静脈麻酔を使用する事があります。
また、痛みが強い場合や口の中を施術する場合には全身麻酔を使用する事があります。
⑤≪脂肪吸引≫
脂肪の吸引除去します。所要時間は部位により違いますが、おおよそ顔や二の腕で10~20分。太ももやお腹は30分かそれ以上時間を必要とする事があります。⑥≪手術後≫局所麻酔の場合は、手術後すぐに診察室で診察を受けたら、必要な薬を受け取って看護師から注意を聞いたら、殆どがそのまま帰宅します。
全身麻酔等の場合は、麻酔が切れているのを待ち、その後は局所麻酔の場合と同様の流れで帰宅する場合と入院する場合があります。
手術後の症状とケアについて
手術直後から2~3日は炎症期の為、「ほてり」が出ますので、炎症を抑える薬が処方されます。また手術後3日間は「痛み」のピーク期ですので、病院で処方される鎮痛剤を飲んで、圧迫固定をきちんと行います。
手術後から内出血が現われます。また、腫れやむくみも見られますので、手術直後から圧迫固定を行い、手術後1週間後から血行を促進させる為にマッサージなどを行います。手術後2日ほど、しびれを感じます。もし長引くようならばビタミン剤を服用します。
痒みが手術後から3カ月位現われますので、炎症や痒みを抑える薬を使用します。また、色素沈着が見られる場合は、圧迫固定用のテーピングを変えたり、美白剤を使用します。
術後ケアの基本スケジュールは、手術直後に包帯による圧迫固定。数日後に圧迫装具(専用の下着やサポーターなど)に変更。1週間後に抜糸して、これ以降は1カ月検診、3カ月検診を行い、症状等によって通院を個別に行う事があります。
実績や口コミで徹底比較!
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※2022/12/10現在、各サイトに記載されていた情報を参考にしています。